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アイテム
快適な運用管理を支えるインターネットと運用技術:招待論文:3.コンテナを利用した実行環境の変化に素早く適応できる恒常性を持つシステムアーキテクチャの設計と実装
https://doi.org/10.20729/00211930
https://doi.org/10.20729/00211930e8c8fbe7-ef49-4749-abdb-c0a9e1d1e004
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Copyright (c) 2021 by the Information Processing Society of Japan
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オープンアクセス |
Item type | Magazine_02(1) | |||||||||||
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公開日 | 2021-07-15 | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | 快適な運用管理を支えるインターネットと運用技術:招待論文:3.コンテナを利用した実行環境の変化に素早く適応できる恒常性を持つシステムアーキテクチャの設計と実装 | |||||||||||
言語 | ||||||||||||
言語 | jpn | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | デジタルプラクティスコーナー | |||||||||||
資源タイプ | ||||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||||
資源タイプ | article | |||||||||||
ID登録 | ||||||||||||
ID登録 | 10.20729/00211930 | |||||||||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||||||||
著者所属 | ||||||||||||
さくらインターネット(株)さくらインターネット研究所 | ||||||||||||
著者所属 | ||||||||||||
GMOペパボ(株)技術部技術基盤チーム | ||||||||||||
著者所属 | ||||||||||||
GMOペパボ(株)ペパボ研究所 | ||||||||||||
著者名 |
松本, 亮介
× 松本, 亮介
× 近藤, 宇智朗
× 栗林, 健太郎
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論文抄録 | ||||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||||
内容記述 | クラウド・Webホスティングサービスに対して,セキュリティの担保を前提とした低価格化と性能の向上,および,多数の機能が求められる中,各サービス事業者はコンテナ型の仮想化技術(以下,コンテナ)に注目し,活用している.さらに,エンジニアだけでなく,特別な専門知識を持たない個人がサービスを利用することも増えてきている.一方で,障害時の可用性やアクセス集中時の負荷分散については,依然として各サービス事業者によるシステム固有の実装や,エンジニアの特別な専門知識に依存している.本稿では,特別な専門知識を持たない個人でも利用できることを目的に,WebアプリケーションへのHTTPリクエストごとに,コンテナの起動,起動時間,起動数,および,リソース割り当てを反応的に決定する,テナントの状態の変化に素早く適応できる恒常性を持つ汎用的なシステムアーキテクチャの設計と実装について述べる.本アーキテクチャにより,アクセス集中時にはコンテナがHTTPリクエストを契機に,あらかじめlistenの直前のプロセス状態にイメージ化されたコンテナを,アクセス状況に応じて複製・破棄することで,サービス利用者が意識することなく迅速に自動的な負荷分散が可能となる.さらに,HTTPリクエストが送られてこないコンテナは一定期間で破棄されることにより,収容効率を高め,ライブラリが更新された場合には常に新しい状態へと更新される頻度が高くなる.本アーキテクチャをプロトタイプのシステムに実装し,負荷分散の性能やHTTPリクエスト単位での状態変更処理の性能について評価して,実運用上の観点から有用であることを示した. | |||||||||||
書誌レコードID | ||||||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||||||
収録物識別子 | AN00116625 | |||||||||||
書誌情報 |
情報処理 巻 62, 号 8, p. d57-d78, 発行日 2021-07-15 |