@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00097427,
 author = {佐藤誠 and 毛利公美 and 土井洋 and 白石善明},
 book = {マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2013論文集},
 month = {Jul},
 note = {内容を秘匿すべきファイルを送受信したいとき,ファイルを共通鍵暗号方式で暗号化し,ファイルの暗号化に用いたセッション鍵を公開鍵暗号方式を使って送受信者間で共有するという手段が一般的である.セッション鍵の共有に公開鍵基盤(PKI)ベースの公開鍵暗号化を使うと,受信者の秘密鍵を保存した端末に利用が限定される.本稿では,利用者がソフトウェアを新たにインストールすることなくWebブラウザで利用できる暗号化ファイル送受信システムを提案する.ファイルの暗号化に使ったセッション鍵を,個人を特定できる情報(ID)を公開鍵として利用することのできるIDベース暗号(IBE)の一方式を使って送受信者間で共有する.IBEでは,秘密鍵(復号鍵)を復号鍵発行サーバ(PKG)が生成する.復号鍵配布時のPKGによる受信者の認証に既存のメール送信者認証を利用することで,認証システムの新規構築を不要とした.提案システムはPKIベースの暗号化メールをファイル送受信に使う場合と比較して,利用者が端末にしばられず利便性が高いことを確認した.},
 pages = {2075--2082},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {複数サーバに復号権限を分散したWebベースファイル送受信システム},
 volume = {2013},
 year = {2013}
}