@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00097188, author = {松本真紀子 and 大西亮吉 and 吉岡顕 and 眞野浩}, book = {マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2013論文集}, month = {Jul}, note = {近年,自動車への無線LANの搭載が進められている.他の車両やホットスポットとすれ違う一瞬の機会を利用した通信を可能とし,車両同士の中継によって車両のセンシングしたデータを情報センタへ集めるための情報収集インフラの実現に向けて,本論文では無線LANを利用した車載通信システムを提案する.システムは2つの技術で構成されており,ひとつは無線LANアクセスポイント(AP)の仮想化,もう一つは無線LANの初期接続高速化である.仮想APにおいては,ESSID切替やIPアドレス割当を独自の手法で行うことにより,車車間無線ネットワークを構築する.無線LANの初期接続の高速化のために,認証やIPアドレス割当用のサーバをシステムに内包し,すれ違いの機会でのデータ送信を実現する.プロトタイプシステムを試作し,無線LAN APの仮想化によって車車間無線ネットワークが構成されることを確認した.また無線LANの初期接続高速化の評価のために,無線インタフェースの開放時間を変化させ,各開放時間内に転送される通常接続と高速接続のメッセージ数を測定した.その結果,通常接続は無線インタフェースの開放からメッセージ伝送開始まで5秒程度要するのに対して,高速接続は1秒目で既に伝送が開始されており,高速接続によってすれ違いの通信機会を効率的に利用できることを確認した.}, pages = {383--388}, publisher = {情報処理学会}, title = {無線LANを利用した車車間無線ネットワークの検討}, volume = {2013}, year = {2013} }