@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00096585, author = {和田康孝 and カオタン and 近藤正章 and 本多弘樹}, issue = {31}, month = {Dec}, note = {将来の HPC システムでは,消費電力がシステムの設計や実効性能を制約する最大の要因の一つになると考えられている.しかしながら,システムのピーク消費電力が電力制約を超えないことを保証する従来の設計思想では,アプリケーションを今後の大規模システムに対してスケールさせることは難しいと考えられる.我々はこの認識のもと,システムのピーク消費電力が制約を超過することを積極的に許容し,適切に電力性能ノブを調整することで,限られた電力資源を有効に使用して高い実効性能を得る電力制約適応型システムと,その実現に必要となる電力マネージメントフレームワークの研究開発を行っている.このような電力制約適応型システムにおいて,アプリケーションの最適化を効率よく行うためには,従来のプロファイルや実行トレース,ハードウェアカウンタ等の情報に加え,消費電力に関する情報も併せて取得し,可視化してプログラマにわかりやすく提示する仕組みが求められる.本稿では,既存のパフォーマンス解析ツールの消費電力情報取得機能について,主に観測オーバヘッドの削減および可視化や各種ツール間の可搬性の観点から比較検討を行った.その結果,既存ツールと比較して,可搬性の高い Open Trace Format Version2(OTF2) 形式にて低オーバヘッドで消費電力情報を記録することが可能となった.}, title = {HPCシステムにおける電力・性能可視化ツールに関する比較検討}, year = {2013} }