@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00088956,
 author = {澤島, 秀成 and 堀, 良彰 and 砂原, 秀樹 and 尾家, 祐二 and Hidenari, SAWASHIMA and Yoshiaki, HORI and Hideki, SUNAHARA and Yuji, OIE},
 book = {マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集},
 issue = {1},
 month = {Oct},
 note = {広域ネットワークにおいて、音声や画像などの実時間通信は、その実時間性を満足させるためにUDPが用いられることが多い。しかしながら、広域ネットワークにおいて使用されているトラフィックの約80%は、TCPトラフィックである。TCPはUDPと異なり独自のフロー制御機構を持つために、これらが混在した広域ネットワークにおけるUDPのトラフィック特性は、TCPの影響を大きく受けることになる。本研究では、TCPとUDPが混在する広域ネットワークについてシミュレーションを行い、UDPのパケット廃棄特性をTCPのフロー制御の挙動との関係から調査した。複数のTCPコネクション間において、その輻輳ウィンドウのサイズ変化に同期が見られる場合、UDPの廃棄率が著しく大きくなり、そのバースト性を示す連続廃棄数も増加することが分かった。また、音声通信などの場合、UDPの送信レートを下げても、UDPのパケット廃棄率に目立った改善が見られないことが分かつた。},
 pages = {87--94},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {TCPとUDPが混在する広域ネットワークにおけるUDPパケット廃棄特性に関する研究},
 volume = {1996},
 year = {1996}
}