@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00083266, author = {浅見公輔 and 倉田成己 and 塩谷亮太 and 三輪忍 and 五島正裕 and 坂井修一}, issue = {14}, month = {Jul}, note = {共有キャッシュで同時に動作するスレッドの数は近年増加傾向にあり,共有キャッシュに対するマネジメントの必要性が高くなってきている.キャッシュ・ラインのリプレースメント・ポリシとして LRU が採用されることが多いが,共有キャッシュでは LRU による制御がうまく働かないことがあり,スレッド間競合を招く.本稿では命令ごとに必要とするキャッシュ・サイズが異なっていることに着目し,命令グループのワーキング・セットの大きさにパーティション・サイズを合わせるキャッシュ・パーティショニングを提案する.提案手法により,従来手法のスレッドごとのキャッシュ・パーティショニングよりも効果的にキャッシュを利用できる.提案手法の予備評価として,命令グループごとに Utility-based Cache Partitioning を行うモデルと,命令グループに対してそれが必要としているキャッシュ・サイズを最大で利用可能にするモデルの実装と評価を行った.結果,マルチスレッド環境で,前者のモデルでは最大 53.9%,平均 3.6%,後者のモデルでは最大 54.6%,平均 3.5%性能が向上した.}, title = {命令グループごとのキャッシュ・パーティショニングの予備評価}, year = {2012} }