@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00081858, author = {浅見公輔 and 倉田成己 and 塩谷亮太 and 三輪忍 and 五島正裕 and 坂井修一}, issue = {13}, month = {Apr}, note = {プロセッサの性能向上のために,キャッシュ・ミスを減らす努力が必要不可欠である.しかし,従来のキャッシュの容量効率は依然として低く,容量効率を上げるためのキャッシュ・マネジメントが必要である.我々は,著しいキャッシュの汚染が起こることによってキャッシュの容量効率が下がることに着目し,キャッシュで汚染が起こっている様子の可視化を行った.本稿では,キャッシュの容量効率に対処する新しいキャッシュ・マネジメントを提案する.1 つ以上のメモリ・アクセス命令をグループ化した命令グループという新しい考え方を導入し,命令グループごとに,そのワーキング・セット・サイズの大きさでキャッシュ・パーティショニングを行う.命令グループが利用できるキャッシュ・サイズを,そのワーキング・セット・サイズに限定することで,従来のキャッシュ・パーティショニングよりも効率的にキャッシュを利用することができる.提案手法の予備評価として,命令グループごとの Utility-based Cache Partitioning の実装と評価を行った.共有キャッシュとなっている L2 キャッシュを命令グループごとに Utility-based Cache Partitioning することによって,最大で 52.1%,平均で 3.9% 性能が改善した.}, title = {命令グループのワーキング・セットに着目したキャッシュ・マネジメント}, year = {2012} }