@article{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00081715, author = {森田, 憲一 and Kenichi, MORITA}, issue = {5}, journal = {情報処理}, month = {Apr}, note = {可逆的な計算システムというのは,そのシステムのどの状態も,直前の時刻にとり得る状態を高々1つしか持たないようなシステムのことをいう.一見すると些細でつまらない性質のように見えるこの制約が物理的可逆性(時間の逆方向にも同じ法則が成立つという性質)と密接に関わっており,また計算におけるエネルギー消費の問題を考えるときに重要な役割を果たすのだ,ということをLandauer~(1961)が指摘して以後,この計算のパラダイムが注目されるようになった.本解説では,可逆的な計算機構が可逆的な論理素子によって,さらにはそれが可逆的な物理的システムによってどのように構成できるのかという問題を,理論的な可逆計算モデルに基づいて論じる.特に,可逆コンピューティングの世界にどのような新しい設計のアイディアがあり得るのかを例を用いて説明する.}, pages = {496--502}, title = {可逆コンピューティング-ビリヤードボールでコンピュータが作れるか?-}, volume = {53}, year = {2012} }