@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00079789,
 author = {舟橋知論 and 中村嘉隆 and 白石陽 and 高橋修},
 book = {マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2011論文集},
 month = {Jun},
 note = {DHTにおける探索手法である再帰探索と反復探索は,ノードの離脱といったchurn動作の影響により探索の性能が悪化することがわかっている.churnが少ない場合においては反復探索より再帰探索の方が有効に働き,多くなると再帰探索が不利となり反復探索が有効となる.よって,最適な探索を行うために,churnの頻度により再帰探索と反復探索を使い分けることが必要となる.そこで本研究では,churn率によって再帰探索と反復探索を使い分ける探索手法を提案する.しかし,一般的なDHTでは周囲のchurn率を把握することが困難である.DHTを階層化した階層型DHTがあり,ノードの信頼性を考慮してノードを集約する階層型DHTではchurn率を把握することができる.そこで,信頼性を考慮した階層型DHTに対して再帰探索と反復探索を使い分ける探索手法を適用する.また,再帰探索,反復探索のどちらか一方のみを利用した場合と比較して,両探索手法の利点を活かすことができることをシミュレーション評価により示す.},
 pages = {797--805},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {階層型DHTにおける効率的な探索手法の提案と評価},
 volume = {2011},
 year = {2011}
}