@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00079762, author = {楠嶺生宏 and 石原進}, book = {マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2011論文集}, month = {Jun}, note = {本稿では,突発的に発生した事故や渋滞に関連する情報(位置依存情報)を VANET (Vehicular Ad hoc NETworks) を用いて,情報生成位置の周辺エリアを走行する車両に対して,情報の有効期限の間配信するシステムについて議論する.筆者らは,これまでにランダム線形ネットワークコーディングと Opportunistic 型データ配信を組み合わせた RNC based Regional Data Distribution on VANETs(R2D2V)を提案している.R2D2V では,車両密度が高い場合におけるデータの一斉配信によるパケット衝突や帯域浪費の問題に対して,ランダムネットワークコーディングの利用,車両速度に応じたビーコンパケットの送信間隔の動的変更,周辺車両密度によるデータの返信確率の動的変更の3つの技法を組み合わせることで,低トラフィックで確実なデータ配信を可能にする.しかし,R2D2V では情報有効領域内にいる車両に対して単純な Opportunistic 型配信よりも低遅延かつ確実なデータ配信が可能であるが,情報生成後に新たに有効領域に進入する車両(新規進入車両)に対しては期待したような迅速な情報配布が出来なかった.そこで本論文では,新規進入車両に対する迅速な情報配布を達成するために,車両の位置と進行方向,情報が生成されてからの経過時間を考慮した情報配布を行う R2D2V の改良手法を提案する.シミュレーションの結果,改良手法では車両密度が高いときにおいてR2D2V や 単純な Opportunistic 型配信よりもより低トラフィックで効率的にデータを配信できることを確認した.}, pages = {604--612}, publisher = {情報処理学会}, title = {VANETにおけるランダムネットワークコーディングを利用した位置依存情報配信手法の時間・進行方向を考慮した改良}, volume = {2011}, year = {2011} }