@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00079760,
 author = {金原辰典 and 楠嶺生宏 and 石原進},
 book = {マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2011論文集},
 month = {Jun},
 note = {筆者らは車々間アドホックネットワーク(VANET)を利用した交通事故や渋滞などの特定位置に関する情報(位置依存情報)の配信手法として,R2D2V(RNC based Regional Data Distribution on VANET)を提案している.R2D2Vは,車両,あるいは路側の機器が生成した位置依存情報を,それが生成された時点で情報の生成位置の近傍(情報配信範囲)にいる全車両と,その後新たに情報配信範囲に入って来る車両に,短時間にかつ効率的に配布することを目的として設計されたRandom Network Coding(RNC)とOpportunisticなデータ配信を組み合わせたデータ配信手法である.R2D2Vは,シミュレーションによる性能評価により,情報配信範囲内への素早く確実な情報配信が可能であることが示されているものの,実環境での性能評価は行われていない.プロトコルの研究を進めてく上で,実環境での動作確認と性能評価は重要である.本稿では,R2D2VをLinuxOS上のプロトタイプとして実装し,ソフトウェア無線開発環境GNU Radioとその専用端末であるUSRP2(Universal Software Radio Peripheral 2)を用いた実環境での測定実験について述べる.同実験により,R2D2VでRNCを利用することで,無線通信の通信エラーが起きやすい状況において,より高速な情報配信が可能であることを確認した.},
 pages = {595--603},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {VANETにおけるランダムネットワークコーディングを用いた特定エリア内情報配信システムのGNU Radio/USRP2を用いた実環境評価},
 volume = {2011},
 year = {2011}
}