@article{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00075212, author = {登大遊}, issue = {2}, journal = {デジタルプラクティス}, month = {Apr}, note = {2003年に開発したSoftEther 1.0はフリーウェアとして公開し約30万人程度のユーザを得た.これを元に,2004年にソフトイーサ株式会社を起業し,2005年に製品版PacketiX VPN 2.0を販売した.本VPNソフトウェアの製品版は現在までに4,180社を超える企業等で導入していただき,日本において,個人レベルで開発を行ったソフトウェアとしては比較的良好なビジネス展開をすることができ,社会の役に立つことが些かできたと思う.現在本ソフトウェアは日本国内のみでしか普及していない.これから本格的に全世界で普及させたいと考えている.そのためには先ずこのVPNソフトウェアを開発しようと思った動機および開発における技術的な設計上の思想について省みる.また技術的な開発が完了してからビジネス的に安定するまでの間は,単なるソフトウェア技術者としての知識だけでは解決することができない問題が多く発生した.そこでそれらについて考察することも有益であろう.そしてこれから本ソフトウェアによって世界に対してどのような影響を与えることができ得るかという想定を行う.筆者は本ソフトウェアが大きな社会変革を実現し得る重要な道具であり,そしてそれを世界に普及させることができるのではないかと考えている.この論文では,潜在的に強力な社会的価値があると思われるソフトウェアを開発または公開しようとするソフトウェア技術者にとって有益な情報を提供することを目的として,本ソフトウェアに関する技術的および非技術的な過去の思考過程および将来の戦略を述べる.}, pages = {64--73}, title = {情報通信技術SoftEther VPNによる社会変革戦略}, volume = {2}, year = {2011} }