@article{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00065830, author = {大石, 進一 and 荻田, 武史 and Shin'ichi, OISHI and Takeshi, OGITA}, issue = {10}, journal = {情報処理}, month = {Oct}, note = {数値シミュレーションは,膨大な数値計算の結果の上に成り立っている.そのような数値計算の結果を数学的に厳密な誤差限界と共に与えることを精度保証付き数値計算という.近年の著者らの成果により,精度保証付き数値計算は,線形計算については近似解を求めるのと比べて数倍の手間で実行できることが多いことが示された.さらに,数値計算自身も必要な精度の計算を適応的にかつ必要な計算の手間で行えることが示された.たとえば,連立一次方程式の数値解を倍精度浮動小数点演算で求めても,その精度が10進数換算で16桁(倍精度での最大)はほぼ常に出せる計算方式が実現できる.しかも,問題の難しさ(条件数)に応じた計算量で高速に実行できる.このように,数値線形代数の問題については,精度保証付き数値計算の技術は多くの場合,数値シミュレーションを支える技術として,実に驚くべき進展を遂げた.本稿では,このような現状について概観する.具体的には,著者らの研究により確立しつつある高速精度保証付き数値計算技術と無誤差数値計算技術についてサーベイを行う.}, pages = {1103--1110}, title = {次世代統合シミュレーション技術 : 6.数値シミュレーションを支える精度保証技術}, volume = {48}, year = {2007} }