@article{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00062906,
 author = {木下, 修一 and Shuichi, KINOSHITA},
 issue = {1},
 journal = {情報処理},
 month = {Jan},
 note = {多様な昆虫の世界で色情報がどのように生成され,利用されているか概説する.ここでは特に,微細構造が関係した発色現象に着目した.微細構造が生み出す「構造色」の例として,タマムシ,コガネムシ,モルフォチョウなどの多層膜構造,マエモンジャコウアゲハなどのフォトニック結晶,さらに,イトトンボに見られる乱雑な構造がつくる色について詳述する.また,色素による発色も単に色素だけではなく,ミクロな構造が深く関係していることをモンシロチョウの白,キチョウの黄色,アゲハチョウの黒などの例をあげて説明する.これらの色情報は,メスやオスに対するアピールであったり,捕食者に対する警戒や隠ぺいなどさまざまに利用されている.},
 pages = {15--21},
 title = {視覚情報の処理と利用:3.昆虫による色情報の生成と利用},
 volume = {50},
 year = {2009}
}