@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00241945, author = {中祖, 由有理 and 戸簾, 隼人 and 義久, 智樹}, issue = {24}, month = {Jan}, note = {近年の XR(Virtual/Augmented/Mixed Reality)技術の発展に伴い,XR 環境のための様々な入力方式が提案されている.XR 環境では,自身のアバターや物体を移動させる操作が多く,特に方向入力が多用される.既存の主な方向入力方式では,コントローラやハンドジェスチャ,音声入力を用いている.しかし,コントローラを持つため手がふさがったり,カメラで手を撮影したり音声コマンドを入力する必要があるために入力に時間がかかる問題があった.これらを解決する方向入力方式の一つとして,呼気が考えられる.呼気を用いた入力方式が提案されているが,認識の困難さから方向を入力する方式は提案されていなかった.そこで,本研究では,XR 環境における呼気を用いた方向入力方式を提案する.提案方式では,複数のマイクを HMD(Head Mounted Display)に固定して口周りに配置し,マイクに向けて呼気を出すことで方向入力を行う.提案方式では,マイクから得られる音声データに対し,機械学習技術を用いて分析して呼気の有無を認識する.評価の結果,実験タスクにおいて,提案方式は音声入力と比べて方向入力を48%早く完了でき,また認識精度は 88% であることを確認した.}, title = {XR環境における呼気を用いた方向入力方式の設計と実装}, year = {2025} }