@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00241803,
 author = {井関, 雄太 and 川辺, 美香 and 鈴木, 斎王 and 杉原, 太郎},
 issue = {4},
 month = {Dec},
 note = {介護施設が利用者の生活の質向上に寄与するには,利用者の性格面での注意事項や心的ダメージを与える発言など,機微性を含む情報を把握し,適切に対応する必要がある.しかし,現状の情報共有プロセスの研究では,機微性を含む情報への十分な考慮がなされておらず,介護現場で必要なそれらの情報の特性も明らかでない.そこで本研究では,高齢者の転院・転所の場面に着目し,情報の受け手である介護施設の職員らが利用者を受け入れる際に必要とする機微性を含む情報について探索した.調査の結果,介護施設の職員らは,利用者が望む生活に適した介護を提供するために,利用者の人となりを推測するための広範な情報を必要としていることがわかった.また,それらの情報の収集や共有が行われる過程で,介護職員らが直面する課題についても抽出された.本研究は,ヘルスケア組織における機微性を含む情報の共有を支援するシステムの設計に向けて,考慮すべき事項を提供するものである.},
 title = {高齢者介護施設の利用者受入時に要される機微性を含む情報の探索},
 year = {2024}
}