@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00241712,
 author = {小泉, 透 and 津邑, 公暁},
 issue = {19},
 month = {Dec},
 note = {対数関数は科学技術計算や音声処理等に広く用いられる.しかし,対数関数を計算する命令が CPU に搭載されていることは少ないため,CPU で実行可能な命令を組み合わせたソフトウェア実装が用いられることが多い.既存の多くのソフトウェア実装は,事前計算テーブルと多項式近似を組み合わせた実装である.しかしながら,精度を確保するために引数が 1.0 に近いかでの分岐があり,この分岐が予測できないような場合には低速である.本研究では,事前計算テーブルに書かれるべき値にはある程度の任意性がある点に着目した.そして,この任意性を最大限に利用し,前述の分岐を取り除いても精度劣化や速度低下がないように,うまく事前計算テーブルを構成した実装を提案する.評価の結果,提案実装の誤差は最大でも 0.513 ULPと高精度であり,またレイテンシは 37 cycleと既存実装より 9-26% 高速であることが判明した.},
 title = {事前計算テーブルの任意性を生かした高速かつ高精度な倍精度対数関数の実装},
 year = {2024}
}