@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00241683, author = {寺井, 優晃 and 田中, 克行 and 平木, 靖浩 and 三浦, 信一 and 庄司, 文由}, issue = {18}, month = {Dec}, note = {計算科学研究センターは,「京」コンピュータ導入時に,都市ガスを燃料とするコージェネレーションシステム (CGS) を採用しており,ガスタービンによる常用発電と商用電源からの買電の 2 系統で電力を賄いつつ,発電時の排熱を冷却に利用することで,高いエネルギー効率を志向した施設構成を特徴としている.一般的に,施設設備の耐用年数は,計算機に比べると長く,実際のところ「京」から「富岳」へのリプレースのタイミングにおいては,「京」運用開始時に導入された設備の大部分を流用している.本稿では,次期システムの施設建屋の検討が始まりつつある現時点において,これまでの CGS の運用について,蓄積された運用データを元に整理を試みる.はじめに,過去 12 年間の運転費用を整理することで,光熱費を中心とした単体評価を行う.一方で,CGS は蒸気吸収式冷凍機やボイラーと連携しており,エネルギーフローを整理した上で,システム観点での評価を行う必要がある.後段では,電力・冷却システムのトレンドデータを用いて,機器への入出力の関係を定式化した回帰モデルを構築する.最終的に,PUE,CO2 排出量,光熱費の観点で,現行構成をベースに機器構成を変更した複数シナリオによる試算を行い,CGS 導入による効果を検証する.}, title = {HPCデータセンターにおけるコージェネレーションシステムの運用データ分析および検証}, year = {2024} }