@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00241055,
 author = {高田, 昌忠 and 早坂, 光雄},
 book = {コンピュータシステム・シンポジウム論文集},
 month = {Nov},
 note = {近年,オンプレミスのブロックストレージのデータを,クラウドストレージにバックアップする動きがある.オンプレミスのブロックストレージは,ボリューム単位でデータを格納し,ボリュームは大きいサイズとなる.そのため,クラウドストレージへのバックアップは,巨大なボリュームを転送する.バックアップは,定期的に何度も実行される.各バックアップデータを,バックアップ世代と呼ぶ.バックアップは通常,保管コスト削減のため,最新世代から指定されたN  世代だけバックアップ世代を保持する運用となる.また,クラウドストレージの課金には,データの保存に掛かる容量課金と,クラウドからオンプレミスへのデータ転送に掛かる転送量課金と,API ごとに掛かる API 課金が発生し,これらを合計したコストが低いことが求められる.そこで本研究では,低コストなバックアップ世代管理を実現するため,クラウドストレージの課金を考慮したバックアップ世代間のマージ方式を提案する.提案方式の評価により,最古の世代に 2 番目に古い世代をマージすることでマージデータ量を削減し,かつ,マージ処理に伴う課金よりマージ処理後の容量課金が低減する場合のみマージ処理を行う方式が良いことを示した.},
 pages = {60--64},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {クラウドバックアップにおけるバックアップ世代管理方式},
 volume = {2024},
 year = {2024}
}