@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00240638, author = {實成, 翔 and 吉野, 孝}, book = {ワークショップ2024 (CN Workshop 2024) 論文集}, month = {Nov}, note = {講義における質問は,学生の講義理解や批判的思考の育成に影響し,教員にとっても重要なフィードバック源となる.一方で,多くの学生にとって,質問には心理的抵抗感が伴い,積極的に行われにくい.そこで鈴木は,チャットボットを活用した質問対応システム「SUSAN」を開発し,学生の質問行動を促進する試みを行った.その結果,「SUSAN」を講義に導入した実験では,従来よりも多くの質問が投稿された.しかし,質問数の増加に伴う教員側の負担増加への対応や,質問する学生の学習効果を高めるため,システムの一部改良の必要性や有効性の検討が必要であると考えた.従来のシステムでは自動回答が学生の質問に対して直接的な答えを提供していたが,今回の研究では,直接的な答えを提供するのではなく,ヒントを与える形式を採用することで,学習効果の促進・向上を目指した.本稿では 2024 年度に実施された講義にて「SUSAN」を導入し,質問の促進および学習効果に対する影響を検証した.その結果,匿名性や質問の共有が学生の質問行動にポジティブな影響を与えたことが確認され,さらにチャットボットによるヒント提供が,学生に考える機会を提供し,学習効果の向上に寄与する可能性が示唆された.}, pages = {71--78}, publisher = {情報処理学会}, title = {学習支援チャットボットのヒント提示による学習効果の向上}, volume = {2024}, year = {2024} }