@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00240604, author = {田中, 一城 and 間瀬, 健二 and 榎堀, 優}, issue = {29}, month = {Nov}, note = {伝統的工芸品が日常利用されなくなって久しい.接触機会の減少により,伝統的工芸品の見方・触り方・感じ方などの価値観も醸成されづらくなっており,共通した判断基準が存在しない状況になってきている.そこで,我々は,現代の個々人の伝統的工芸品に対する価値観を明らかにすると共に,価値観の育成を行うため,ゲーミフィケーション的アプローチのウェブサイトを構築中である.本ウェブサイトでは,伝統的工芸品の 360 度写真を閲覧し,個々人の価値観に基づいて評価を実施すると共に,伝統的工芸品の製作者の価値観へ近づける挑戦も行う.これにより,個々人の価値観データを収集するとともに,伝統的工芸品に対する価値観育成も合わせて試みる.初期検討として,競争などを考慮しない単回の利用の効果を,伝統的工芸品に対する深い知識を持たない 10 名の被験者で評価したところ,朝日焼の焼き物の出来映え評価において学習効果の兆しが見られた.一方で,朝日焼の焼き物の正面判定,中川木工芸の組み木細工の出来映え評価においては,学習効果が見られなかった.}, title = {ゲーミフィケーションアプローチによる伝統的工芸品に対する個々人の価値観の収集と育成の初期検討}, year = {2024} }