@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00240361,
 author = {吉田, 誠 and 武島, 儀忠 and 和田, 浩 and 香川, 真哉},
 book = {マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2024論文集},
 month = {Jun},
 note = {心不全の原因の一つである心臓弁膜症は日本においては2016年の時点で推計患者数は200~300万人といわれており年々増加している.心臓疾患の検査の手段の一つとして用いられる心電図(ECG)は心臓を動かすトリガとなる電気信号を記録するもので,近年はスマートウォッチなどでも採取可能となり広く普及してきている.しかし,心音(PCG)に関しては同様な手軽さで記録解析が可能な機器の一般への普及はまだ途上である.心音には心臓がどのように電気的刺激を受けたかだけではなく,刺激を受けた結果どのように動いたかを示す情報が含まれており,特に心臓の4つの弁である大動脈弁,肺動脈弁,僧帽弁,三尖弁の動作が正常に行われたかの結果については心電図よりもはるかに情報を持っているともいえる.これらの情報を家庭で簡単にデータとして蓄積し変化を検出するなどの活用ができれば,人々の健康維持そして万が一心臓に異変が見られた場合には早期に医師にかかり診察・処置を受ける機会を創出できる.そこで本研究では一般家庭でも手軽に心音のデジタイジングを低ノイズで行うためのシステムを開発した.また,機械学習や深層学習でのデータ活用を効率的に行うためアナログ聴診器の周波数特性に近い聴診音の特性を確保し聴感によるラベリングを容易にする検討も行った.},
 pages = {1772--1778},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {心音の分析を身近にする簡単心音データ収集システム},
 volume = {2024},
 year = {2024}
}