@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00240322,
 author = {梶本, 大 and 鮑, 思雅 and 田中, 裕介 and 戸川, 望},
 book = {マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2024論文集},
 month = {Jun},
 note = {GPS (Global Positioning System)をはじめとして,我々は日常的に自己位置を推定しているが,環境によりGPSを利用できず,センサを用いたPDR (Pedestrian Dead Reckoning)等の相対的測位手法が必要となる.特に視覚障がい者の方々はスマートフォンなど視覚情報を用いたナビゲーションを利用することが困難であり,他の情報を用いたナビゲーションデバイスを利用する必要がある.本稿では,Ashiraseデバイスを利用した精度が高い2次元PDRを提案する.Ashiraseデバイスは視覚障がい者の靴に装着されるもので,Ashiraseデバイスを足元で振動させることで視覚情報以外の情報をフィードバックすることで視覚障がい者のナビゲーションを実現する.Ashiraseデバイスは靴に装着されるためスマートフォンと比較し姿勢の自由度が低い.そこで提案手法は,Ashiraseデバイスから取得される加速度センサならびにジャイロセンサの情報を利用することで自己位置推定する.この際,センサから得られる値の誤差の蓄積を減少するため,閾値の設定やゼロセット,またIMUフィルタを適用し位置推定の精度を向上させた.評価実験の結果,提案手法は推定誤差を少なく開始地点からの距離ならびに座標を推定できた.},
 pages = {1490--1495},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {Ashiraseデバイスを用いた2次元PDR},
 volume = {2024},
 year = {2024}
}