@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00240319,
 author = {田嶋, 拓斗 and 島, 成佳 and 神宮, 真人 and 和山, 正人},
 book = {マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2024論文集},
 month = {Jun},
 note = {組織を狙ったサイバー攻撃は年々複雑化・巧妙化しており,サイバー攻撃を完全に防ぐことは困難である.ゆえに,サイバー攻撃により発生したインシデントを早期収束させることが重要である.インシデントを早期収束させるためには,インシデント対応ができるセキュリティ人材を組織内で確保する必要がある.しかし,セキュリティ人材は不足している.インシデント対応の中でも,初動対応(ファストフォレンジック)ができるセキュリティ人材の育成には,実環境における初動対応に近い体験ができるデータセットハンズオン(サイバー演習)が有効である.しかしながら,データセットハンズオンは広く実施されていないように見える.その理由の1 つとして,データ負けのスパイラルが挙げられる.データ負けのスパイラルにより,誰もが教材として利用できるデータセットが国内にほとんど存在せず,利用困難であるため,育成者は演習を実施する前に,必要なデータセットを作成しなければならない.本論文では,データセットハンズオンを実施するために必要なデータセット作りについて,育成者の負担を軽減することを目的に,サイバー演習基盤を用いた効率的なデータセット作成手法を提案する.さらに,本データセット作成手法を用いて作成したデータセットに基づいて,ファストフォレンジック演習(ファストフォレンジック体験)が実施可能であるかを検証する.},
 pages = {1466--1475},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {サイバー演習基盤を用いたデータセット作成の負担軽減手法に関する提案と検証},
 volume = {2024},
 year = {2024}
}