@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00240151,
 author = {中野, 博貴 and 乘濵, 駿平 and 耿, 世嫻 and 矢谷, 浩司},
 book = {マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2024論文集},
 month = {Jun},
 note = {日常生活につきまとうストレスに対して適切な対処法を見つけ上手くつきあう必要があるが,個人 によって何をストレスに感じ,そのストレスにどのような対処が適しているのかは異なる.そこで本研究 ではストレスの内容やユーザの心理状態,個人の性格に応じてユーザが求めるストレス対処法を提案する システムを構成することを見据えて,これらの要素がストレス対処法への好みにどのように影響するのか を調査する.ストレスの内容やユーザの心理状態を分析するために筆記開示という心理療法を通じて言語 化してもらい,ストレス対処法のメタファーとなるような視覚的フィードバックを 4 種類のうちから 1 つ を選んで使用してもらうことで選好傾向を分析した.ユーザ実験では,クラウドソーシングサイトから募 集した 20 代後半から 50 代後半までの男女 29 人を対象に 4 週間の間毎日実験を行なってもらい,442 の筆 記開示のサンプルを収集した.定量分析の結果,ストレスの大きさやストレスによる怒り・悲しみ・恐怖 感,そしてストレスの原因が自分自身にあるかどうかといったことが視覚的フィードバックへの嗜好に影 響を与えることがわかった.この結果を利用することでどのようなストレスを抱えているか,それによっ てどのような感情を抱いているかを考慮してユーザが使いたいと感じるストレス対処法を的確に提案する システムを作ることができると考えられる.しかし筆記開示の文面自体と選ばれた視覚的フィードバック の間に特徴的な関係性は見出せなかったため,筆記開示の文面のみから予測を行うためには書き手にスト レスの種類,感情について言及するよう促すことが重要である.},
 pages = {242--250},
 publisher = {情報処理学会},
 title = {筆記開示後の視覚フィードバックデザインの選好に関する調査},
 volume = {2024},
 year = {2024}
}