@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00240071, author = {越後谷, 澪 and 大沢, 恭平 and 串田, 高幸}, book = {第32回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集}, month = {Oct}, note = {IoT 機器のセキュリティを最新バージョンにするためにアップデートは欠かさずに行わなければならない.複数 IoT 機器のファームウェアアップデートには時間がかかる.そこでマルチキャストを用いることで一斉に更新することができ,更新にかかる時間が短くなる.マルチキャストで送信を行うとパケットロスすることがあり,再送信をしなければならない.課題は,マルチキャストで再送信を行うと重複パケットの不要必要の判断が余分な処理になることである.本稿では,重複パケットの削減のため Default Multicast Group(DMG) と Packet loss Multicast Group(PMG) を提案する.DMG はマルチキャストでパケットを送信し,更にマルチキャストグループの切り替えるために用いる.PMG はパケットロスしたクライアントに共通しているシーケンス番号のパケットをマルチキャストで再送信するのに用いる.提案の方法で重複パケットを処理しないようにする.この結果,重複パケットが削減でき,消費電力が削減される.実験には ESP32 のファームウェアに見立てた 750kB のファイルを使用し,4 台の ESP32 を用いる.評価は 1 つのマルチキャストグループを用いた時と提案方式を用いた時の重複パケット率と伝送時間を比較した.結果は 1 つのマルチキャストグループを用いた時の重複パケット率は提案方式を用いた時と比べて平均で約 60 ポイント減少した.1 つのマルチキャストグループを用いた時の伝送時間は提案方式を用いた時と比べて平均で約 21 秒増加した.}, pages = {31--38}, publisher = {情報処理学会}, title = {クライアントに共通のシーケンス番号に基づくマルチキャストグループを用いた重複パケットの削減}, year = {2024} }