@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00239055, author = {鶴島, 彰}, issue = {3}, month = {Sep}, note = {小さな確率で甚大な被害が発生する稀少激甚事象 (RBCE) は,災害時の動的避難誘導において重要な問題である.動的避難誘導システムとは,センサーから得られる情報に基づいて,建物内の各所に設置された,動的に避難方向を変えられる避難標識により,効率的な避難誘導を実現したシステムである.しかし,これまで避難研究において行われてきた平均値を目的関数に使った最適化では,RBCE の発生を抑制することができない.そこで我々は平均値とともに,リスク指標のひとつである Average Value at Risk をモデルに取り入れ,このモデルを最適化することで,動的避難誘導のための分散アルゴリズムのパラメータを調整し,避難時間の最小化と同時に RBCE の発生の抑制を試みた.マルチエージェント・シミュレーションを使った評価により,本手法の有効性が示された.}, title = {火災時の動的避難誘導システムにおける稀少激甚事象の抑制}, year = {2024} }