@inproceedings{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00237866, author = {多田, みるり and 高木, 正則 and Miruri, Tada and Masanori, Takagi}, book = {情報教育シンポジウム論文集}, month = {Aug}, note = {近年,日本では学校教育の情報化の加速を受け,学習履歴を活用して子供が自らの学習の状況を把握し,主体的に学習を調整できるような支援が求められている.しかし,前提知識との繋がりが強い数学学習においては,どの知識で苦手が生じているのかを客観的に把握することが困難である.そのため,今後は児童・生徒が自分で自分の理解状況を把握し,次に取り組むべき学習単元や問題を決定できるような学習支援がより重要になると考えられる.そこで,本研究では,数学学習において,学習者自身による苦手箇所の特定及び取り組むべき問題の選択支援を目的とし,各問題の苦手レベルや主観的な理解状況を課題分析図に表記した苦手箇所把握支援手法を提案する.提案手法を利用して高校の授業で実践を行った結果,提案手法で算出した苦手レベルを利用して苦手箇所を予測した場合,正誤情報を利用した場合と比べて予測精度が高いことが示唆された.加えて,苦手レベルの算出が次に取り組むべき問題の決定に役立ったことが示唆された.}, pages = {110--117}, publisher = {情報処理学会}, title = {学習者の主観的な理解状況を考慮した苦手箇所把握支援手法の提案と評価}, volume = {2024}, year = {2024} }