@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00237580, author = {足原, 啓心 and 中村, あすか and 前川, 仁孝}, issue = {19}, month = {Aug}, note = {本稿では,シミュレーテッド量子アニーリング (SQA) の高速化を目的として,並列化手法を評価する.SQA は,量子ゆらぎの概念を取り入れた組合せ最適化問題の求解アルゴリズムであり,組合せ最適化問題の変数をスピン,実行可能解をトロッタとしてモデル化する.スピンの更新を並列処理するためには,トロッタごとの内積計算や,隣接するトロッタ間の同一要素番号のスピンの参照に対する依存を解決する必要がある.各プロセッサにトロッタを割り当てる並列化を行うと,トロッタごとの内積計算を独立して実行可能であり,既存研究では本並列化手法が採用されている.一方,各プロセッサに番号が同じスピンを割り当てる並列化では,トロッタ間の参照に対するデータ転送を削減可能である.そこで,本稿では,トロッタで分割する並列化手法とスピン番号で分割する並列化手法の処理時間を測定し,各手法の有効性を評価する.}, title = {シミュレーテッド量子アニーリングの並列化手法の評価}, year = {2024} }