@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00237323, author = {高橋, 公海 and 有賀, 玲子}, issue = {8}, month = {Jul}, note = {デジタル治療とは,患者の健康にプラスの治療効果をもたらす医療的な介入を生成・提供することで,疾患・障害・状態・傷害を治療または緩和することを目的とした医療用ソフトウェアである.デジタル治療を提供するアプリケーションはデジタル治療用アプリと呼ばれ,新しい治療の選択肢となっている.一般的な健康アプリと異なる点としては,疾病に対する厳密な臨床エビデンスを必要とし,各国の規制機関が承認する必要がある点や,医師の診断により患者に処方され利用する点などが挙げられる.デジタル治療用アプリの開発は世界各国で盛んに行われており,既に日本でも薬事承認されているアプリが数件存在し,市場に流通している.しかしながら,我々の調査ではデジタル治療用アプリ自体の一般的な認知度がまだ低い状態にあることが分かっており,普及は道半ばである.そこで本研究では利用者側の視点で普及に向けた手掛かりを探るため,日本でデジタル治療用アプリを一度でも使用した経験のある 1,023 名を対象としたアンケート調査を行い,デジタル治療用アプリが受容される要因について分析を行った.利用者側の受容は,新しい技術の導入や利用を成功させるための重要な鍵の一つであると言われている.本稿では初期検討として技術受容モデル (TAM) を適用し分析を行った結果,利用者の周囲の考えである「社会的影響」や,利用者がアプリに対して「知覚された容易性」を有していることが受容に影響を与えていたことが明らかになった.}, title = {日本におけるデジタル治療用アプリの受容性分析:技術受容モデルを適用した初期調査}, year = {2024} }