@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00237194, author = {原田, 竜之介 and 畠山, 渉 and 榎本, 聖成 and 長谷川, 翔 and 冨田, 斗威 and 高橋, 健太 and 尾形, わかは and 西垣, 正勝 and Ryunosuke, Harada and Wataru, Hatakeyama and Sena, Enomoto and Kakeru, Hasegawa and Toi, Tomita and Kenta, Takahashi and Wakaha, Ogata and Masakatsu, Nishigaki}, issue = {73}, month = {Jul}, note = {現在利用されている暗号システムにおいては,安全で信用できる計算機を用いることが想定されている.そこで筆者らは,完全に信用できる計算機・サーバが存在しないという状況においても署名の安全性を確保することができる「サーバ援用型脳内署名(以下脳内署名)」を提案し,具体的な構成方法を示した.脳内署名は,完全に信用できる計算機が存在しないという状況下で,端末に侵入したマルウェアやサーバを乗っ取るハッカーから安全にデジタル署名を生成する方法である.本稿では,まず,PC とスマートフォンの 2 端末を利用する脳内署名方式のユーザインターフェースを検討した.脳内署名方式では署名生成の際に署名者である人間の脳内で one time pad による文字どうしの加算処理を行う必要があり,実現可能性が懸念されていた.そこで,文字どうしの加算を容易に行うために,加算表を導入することによって脳内処理を大幅に軽減した.その後,設計したインターフェースを実装しユーザ実験により評価を行った.その結果,客観評価では5名すべての実験協力者が正確に署名生成することが可能であり,主観評価では課される認知負荷は高いが許容されることが示唆された.}, title = {サーバ援用型脳内署名のユーザインターフェースの設計と評価}, year = {2024} }