@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00237152, author = {阿部, 虹稀 and 藤本, 大介 and 林, 優一}, issue = {31}, month = {Jul}, note = {ハードウェアトロージャン(HT)は設計段階から機器の出荷後まで情報機器に挿入される可能性があり,デバイスのライフタイムを通して検出することが求められている.こうした脅威に対して,アナログ回路を用いた検出方法が提案されているが,適用範囲はそうした回路が実装されている機器に限定される.これに対し,本論文では,デジタル回路で実現可能なリングオシレータ(RO)を用いて,機器の等価回路の変化に起因する電気的特性の変動を検出する手法を提案する.具体的には,IC 内部に構成された RO を構成する配線を IC 外部に延長し,配線上の HT 挿入による伝搬遅延の変化を RO の発振周波数の変化として検出する.実験を通じて提案手法の有効性を確認した結果,トランジスタ単体で構成される小規模な HT が PCB 上の配線に接続された場合においても,提案手法を用いて変化する微小な静電容量を検知可能であることが確認された.また,チップから出力される RO の信号の駆動電流を小さくすることで,HT 検知の感度が向上することが確認された.}, title = {リングオシレータを用いたプリント基板上の ハードウェアトロージャン検知に関する基礎検討}, year = {2024} }