@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00237142, author = {木村, 佳和 and 水木, 敬明}, issue = {21}, month = {Jul}, note = {ランダムに並び替えられたあるルービックキューブがあり,検証者と証明者の 2 人がいて,どちらが少ない手数で 6 面を揃えられるか競っている.証明者は,ある手数,例えば 20 手で 6 面の色を揃えられると主張するが,検証者はそれを信じられない.一方,証明者はその 20 手を検証者に明かしたくない(19 手以下の手順を見付けるヒントになるかもしれないので).このようなとき,ゼロ知識証明技術を活用する絶好の場面である.著者らは SCIS 2024 において,物理的なカード組を用いたゼロ知識証明プロトコルを提案したが,必要なカード枚数が多く実用向きとは言いにくいものであった.そこで本稿では,ルービックキューブそのものを用いてプロトコルを構成できないか検討し,ルービックキューブの実機と剥がすことが出来るシールを用い,各操作の定式化を行った上で,より実用向きなルービックキューブに対するゼロ知識証明プロトコルを提案する.}, title = {ルービックキューブそのものを用いたゼロ知識証明}, year = {2024} }