@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00235019,
 author = {河原, 寛治 and 谷岡, 広樹 and 上田, 哲史 and 殖栗, 正登},
 issue = {36},
 month = {Jun},
 note = {野球はスコアを競うスポーツであり,その結果は投手の能力に大きく左右される.投手が打者に打たれなければ,試合に負けることはない.しかしながら,1 人の投手が全試合に登板することはできず,中 4 日なら少なくともチームごとに 5 名の先発投手が必要となる.近年,NPB (Nippon Professional Baseball) で活躍した投手が MLB (Major League Baseball) へ移籍するケースが増加してきた背景としては,このような事情があると考えられる.そのような状況で,NPB で活躍した投手が MLB でも活躍するケースが増加している.一方,NPB で活躍していた投手が,MLB では活躍できていないケースもあることが,過去のインタビューや分析から明らかになってきた.NPB と MLB では投球戦略やプレースタイルに違いが影響しているという.そこで本研究では,NPB と MLB における打者の抑え方の違いを明らかにすることを目的とし,NPB と MLB のそれぞれの対戦成績ついて,球速などの投球内容と,その結果である被打と失点との関係について,Spearman の順位相関で相関分析で分析した結果,NPB も MLB でも共通して,1 打席の球数や前の球との縦座標の差の最小値と被打,塁にランナーがいることと失点の相関が高いことが分かった.また,NPB ではストライクゾーンに投げた割合と被打との間に正の相関がみられたが,MLB ではストライクのカウント数と被打との間に負の相関がみられた.},
 title = {NPBとMLBにおける打者の抑え方の比較-データに基づく投球戦術の分析-},
 year = {2024}
}