@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00234567,
 author = {巽, 友佑 and 小泉, 透 and 津邑, 公暁},
 issue = {23},
 month = {Jun},
 note = {近年の GPU は Unified Virtual Memory(UVM)と呼ばれる機能をサポートしており,GPU プログラミングの抽象度を高めている.しかし,GPU は多数のスレッドを同時に処理することから,メモリアクセスの頻度が高く,アドレス変換がボトルネックとなることがある.このアドレス変換におけるオーバヘッドの影響を緩和する手法として,これまでの多くの研究では,Page Table Walk に要するオーバヘッド削減などが提案されてきた.しかし,これらは,TLB ミスを前提とした手法であり,TLB ミスが性能に与える影響や,TLB ミス回数そのものを抑制する可能性について,あまり考慮されていなかった.そこで,本稿では,アドレス変換時におけるオーバヘッドの削減に向けて,TLB の制御手法が UVM を用いたプログラムに与える性能への影響を調査し,UVM の性能向上に向けた研究に必要な情報を提供する.また,調査の結果から,既存手法のプリフェッチでは削減できないアドレス変換時のオーバヘッドが存在していることを確認し,さらなる速度向上を実現できる可能性があることを考察した.},
 title = {UVMのアドレス変換オーバヘッド削減に向けたGPUにおけるTLB性能の分析},
 year = {2024}
}