@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00234370, author = {竹原, 正真 and 廣津, 登志夫}, issue = {15}, month = {May}, note = {公開鍵暗号方式は電子商取引やユーザ間での安全なデータのやり取りなどの場面で広く利用されており,その安全性は正しい公開鍵を保持し,利用していることが前提となる.そのため,公開鍵は利用する二者間で事前に共有する必要があるが,その共有方法には直接二者間で受け渡すだけでなく,公開鍵サーバを利用する方法がある.公開鍵サーバは複数のユーザが登録する公開鍵を管理するサーバであり,公開鍵が必要となった際に ID で検索することで利用したい鍵を即時に取得することができるという利点がある.しかし,ここで登録されている公開鍵が本人のものであることが確認されていなくてはならない.さらに,その正真性が保証された鍵データの完全性を保証した状態で管理・配布を行うことが必要になる.本研究では,利用者の ID として他のアカウントサービスで利用している ID を利用することで,そのサービスとの認証連携により登録された公開鍵が本人のものであることを保証する.本人性が保証された鍵はセキュア通信で完全性を維持して受け渡しをし,署名を付与することで配布時に完全性を保証する.さらに,公開鍵サーバをハードウェアによる隔離環境上に実装し,隔離環境内部の鍵を利用することで上記完全性を高信頼なものとした.}, title = {TEEにより保護された公開鍵サーバの設計と実装}, year = {2024} }