@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00234363, author = {小柴, 真之介 and 松原, 豊 and 中尾, 裕一 and 高田, 広章}, issue = {8}, month = {May}, note = {車載システムをはじめとした組込みシステムでは,大規模化が著しく進行しており,ストレージデバイスの需要が高まっている.組込み機器の高機能化に伴い,多くのアプリケーションがリソースを共有する環境が主流になっているが,リアルタイム性が求められる組込み機器では,アプリケーション間の影響を最小化し,リアルタイムアプリケーションのリアルタイム性を保証したいという要求がある.しかし,パーティショニング技術の研究では,CPU やメモリを対象とする技術は数多く存在するが,ストレージデバイスに対する研究は少ない.そこで,本研究ではストレージデバイスのパーティショニング技術の確立や,リアルタイム性保証に向けて,複数アプリケーションがストレージデバイスを共有する環境下で,ストレージデバイスのリアルタイム性を評価・分析し,課題を明らかにした.評価の結果,(1)シーケンシャルリード時にカーネルが発行する readahead がリアルタイムアプリケーションのリアルタイム性を大きく低下させる,(2)eMMC ではブロック層,NVMe SSD ではデバイス内部がボトルネックである,(3)Linux標準 I/O スケジューラの優先度サポートでは readahead の影響を緩和できない,以上の 3 点が明らかになった.}, title = {Linuxにおけるストレージデバイスのリアルタイム性評価}, year = {2024} }