@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00234306, author = {鈴木, 誉写 and 須田, 倫代 and ウジイエ, ギレルメ セイジ and 宮村, 一希 and 相畑, 亮太 and 鈴木, 秀和 and 内藤, 克浩}, issue = {5}, month = {May}, note = {筆者らは,安全な端末間通信,通信接続性および移動透過性を実現する通信プロトコルとして,CYber PHysical Overlay Network over Internet Communication (CYPHONIC) を提案している.CYPHONIC には,CYPHONIC クラウドと呼ばれる端末間通信をサポートするクラウドシステムが存在する.CYPHONIC クラウドは,端末認証や情報管理,通信中継といった,細分化された要素機能を専任する複数のサービスから構成されている.これら各サービスは,負荷に応じたインスタンスの増減を前提としているため,多数のインスタンスが稼働する.一方で CYPHONIC を利用する場合,アプリケーションデータの送受信に先駆けるシグナリング処理として,端末認証や通信経路の選択,通信トンネルの確立を実行する.この処理の中で,端末は特定のインスタンスと通信し続けるのではなく,多数のインスタンスとのやり取りを経てシグナリングを完了する.この際,CYPHONIC クラウドでは,シグナリングに関与した複数のインスタンスが個別にログを出力する.故に,管理者がログ情報を調査する際には,各インスタンスにアクセスして分散ログを収集する必要があった.加えて,CYPHONIC のログは識別性が乏しいため有用な情報が埋没し,一連の処理を追跡することが困難であった.そこで本研究では,CYPHONIC クラウドに対して,多数のインスタンスが出力したログを統合する機構を導入した.さらに,統合されたログから任意の処理に関する情報を抽出するための識別子を追加し,CYPHONIC クラウドの動態の効率的な追跡を可能とした.検証より,集約されたログから特定の処理に関する一連の情報が効率的に追跡可能となったこと,また提案手法を導入することによる CYPHONIC の性能劣化がみられないことを確認した.}, title = {CYPHONICクラウドにおける効率的な処理追跡に向けたロギング機構の設計と基礎評価}, year = {2024} }