@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00234248, author = {田中, 滉大 and 水木, 敬明}, issue = {11}, month = {May}, note = {2007 年に Gradwhol らは数独に対するカードベースのゼロ知識証明プロトコルを構築し,2018 年に Sasaki らによって健全性エラーのないプロトコルが,2021 年に Ruangwises によってトランプカードを用いるプロトコルが考案された.昨年の FCT 2023 において著者らは UNO を用いてシャッフル 16 回のプロトコルを提案した.その後,CSS 2023 において佐々木らはシャッフル 3 回のプロトコルを提案した.今年に入り SCIS 2024 において著者らは,佐々木らのプロトコルを改変し,シャッフル 2 回のプロトコルを提案した(カード枚数は 324 枚).本稿では,シャッフル回数 2 回を保ったままカード枚数を削減したプロトコルを紹介する.具体的には,ブロックに対応するカードを使用しないことと,(閉シャッフルではない)複雑なシャッフルを許容することで,カード枚数を 243 枚に削減する.一方,シャッフル 1 回のプロトコルの構築について,数独パズルを SAT のインスタンスに変換し,Shinagawa-Nuida のカードベースの Garbled Circuit の手法を適用することで,理論的にはシャッフル 1 回のゼロ知識証明プロトコルを構成できることはすぐに分かる.本稿では実際にそのような変換と適用を行うとした場合に,必要なカード枚数について検討する.}, title = {数独に対するシャッフル2回以下のゼロ知識証明プロトコルに関する一考察}, year = {2024} }