@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00234199,
 author = {吉田, 史織 and 神山, 翼},
 issue = {6},
 month = {May},
 note = {気象観測データが存在する以前の気候変動を復元する試みとして,古記録に記された天候記録の中の晴天日数や降水日数に基づいた気温変動の復元を目指す研究が過去になされている.一方,樹木年輪に含まれるセルロースの酸素同位体比の時系列データは,樹木の成長する季節である夏季の降水量と良い相関を持つことが示されている.本時系列は,1 年単位での年代決定が可能である時間分解能の細かいデータが,先史・古代を含む長期間のスケールにおいて連続して高い精度で得られるという特徴があり,気候復元に適している.本研究では,古記録から復元された気温変動の信頼性の評価方法として,年輪セルロース酸素同位体比データを利用可能であるかを調査する.衛星観測データおよび再解析データが利用できる 1979 年から 2005 年の期間において,総観規模および惑星規模の大気現象が年輪セルロースの時系列をどのように決定するかについて議論する.},
 title = {古記録による夏季気温復元を目的とした年輪セルロース酸素同位体比データの利用の検討},
 year = {2024}
}