@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00234194, author = {井下, 敬翔}, issue = {1}, month = {May}, note = {ソーシャルメディアは現代社会において個人が情報共有や社会的議論に参加する主要な手段となっており,Twitter 上のツイートを分析することで世論を深く理解し,その知見を様々な政策に反映できる可能性がある.しかしながら,近年のウクライナ・ロシア戦争に関連した日本語ツイートの分析研究は,適切なデータセットの不在や API コストの高さから進んでいない.平和主義が強い日本において,この戦争に対するユーザーの独自の認識を探ることは,将来の安全保障政策立案に重要な示唆を与えられると考えられる.そこで本研究では,まず Kaggle の戦争に関連した大規模複数言語ツイートデータから綿密な前処理を経て日本語ツイートデータセットを構築した.次に複数の NLP 手法を適用し,時系列変化,潜在トピック,共起関係などの情報を抽出するとともに,ニュース情報との組み合わせにより日本語ユーザーの戦争認識を多角的に解明した.さらには Twitter 上の潜在的リスクの探索も試みた.その結果,日本語ユーザーが戦争に強い関心を寄せ,特に原発攻撃や中国の動向に警戒心を持つことが明らかになった.また,領土問題への懸念やウクライナ支援の意思から,自国防衛の重視と対ロシア包囲網への関与可能性が示された.こうした知見は安全保障政策立案に重要な視点を提供する.一方で,デマ対策強化,地政学リスクの注視,有事への心構えの必要性も指摘した.本研究は,データ駆動型のアプローチにより,戦争に対する日本語ユーザーの認識を明らかにした数少ない研究例である.今後は,より広範なデータと高度な分析手法の適用が求められ,ソーシャルメディア上のユーザー関心動向から国家安全保障上の動向を捉え,適切な政策につなげていくことが重要課題となろう.}, title = {日本語Twitter空間における戦争認識の多角的探索:ウクライナ-ロシア戦争への反応と洞察}, year = {2024} }