@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00234140, author = {高良, 優太 and 前田, 涼汰 and 日浦, 慎作}, issue = {9}, month = {May}, note = {監視カメラ映像からは,性別や年齢,身長,顔画像からの個人の特定など多様な情報を得ることができる.そのため,例えば転倒事故の検出のためであっても,浴室やトイレ,更衣室などプライバシーが特に求められる場所にカメラを設置すること自体が問題となる.個人情報を保護する方法として,撮影した画像を暗号化したり,処理後に破棄する方法などが考えられる.しかし,この方法では悪意のある攻撃に対して情報の漏洩を完全に防ぐことは難しい.そのため,撮影段階から不要な情報を取得しないカメラが求められている.そこで本研究では,カメラのレンズの代わりに特殊なマスクを用いることで,鮮明な画像を取得することなく人の動きに関する情報のみを取得し,その動き情報を MLP で学習することで転倒などの行動を認識する手法を提案する.本手法では通常のカメラとは異なり,輝度が変化した画素の位置とその変化の符号,及びその時刻の情報のみを得ることができるイベントカメラを用いることで,さらに画像から得られる情報量を減らし,匿名性の高い行動認識を実現する.}, title = {符号化開口を装着したイベントカメラによる匿名性の高い行動認識}, year = {2024} }