@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00234034, author = {矢作, 裕太 and 加藤, 季広}, issue = {5}, month = {May}, note = {本研究では,物質の量子輸送特性の評価式として広く用いられる久保公式のベクトル計算機向け最適化手法を提案する.久保公式は行列値関数の積分という構造を有し,数値評価においては複素数行列の全対角化及び行列積といった線形代数演算を積分点毎に繰り返す必要がある.本手法ではバッチ線形代数演算を導入することで,行列値関数の並列評価を可能にし,ひいては最長ループである数値積分へのベクトル化を実現した.ベクトル化したコードを用いた性能評価では,全てのテストケースにおいて約 99% のベクトル化率を達成しており,本手法の有効性が確認された.ベクトル化したコードを NEC SX-Aurora TSUBASA で実行した結果と,ベースラインコードを Intel Xeon (32コア) で実行した結果について,ノードあたりの性能を比較したところ,ベクトル化したコードはベースラインコードに比べて最大 3.6 倍程度高速であり,ベクトル化による十分な性能の向上が見られた.また,行列の Padding による顕著な性能の向上が見られ,本手法の適用においてはメモリバンク衝突の回避が重要であることが分かった.}, title = {量子輸送特性計算法のベクトル計算機向け最適化}, year = {2024} }