@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00234000, author = {堀, 悠人 and 後藤, 佑介}, issue = {25}, month = {May}, note = {近年,ストリーミング配信の普及に伴い,放送方式と通信方式の両方を用いて動画データを受信しながら再生する放送通信融合環境に対する注目が高まっている.放送通信融合環境では,サーバはスケジューリング手法を用いて動画データを複数のセグメントに分割してユーザに配信することで,ユーザはデータの再生時に発生する再生中断時間を短縮する.このような動画配信プラットフォームで導入されている課金型配信サービスでは,一定額の利用料を定期的に支払った非課金ユーザは課金ユーザとなり,視聴中の再生時間の短縮や動画の映像品質の向上により,ユーザの視聴意欲は向上する.既存のスケジューリング手法を課金型配信に適用する場合,課金の有無に応じた再生中の映像品質の変更を考慮しておらず,再生中断時間を十分に短縮できない.本研究では,放送通信融合環境においてユーザの課金状況を考慮して複数画質の動画を配信するスケジューリング手法である Shortest Extra Time on Billing-based Multiple-quality Broadcasting (SET-BMB) 法を提案する.提案手法では,放送方式,通信方式,および端末伝送方式によるデータ配信に加えて,課金ユーザに対して複数画質の動画間で差分となるセグメントをスケジューリングすることで,既存手法に比べて再生中断時間を短縮するとともに,高品質の動画を視聴できる.評価の結果,提案手法は,既存手法に比べてユーザの再生中断時間の長大化を抑えるとともに,多くの課金ユーザに高画質動画を配信できることを確認した.}, title = {放送通信融合環境における映像品質を考慮した配信スケジュールの作成手法の提案}, year = {2024} }