@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00233933, author = {荒川, 豊}, issue = {12}, month = {May}, note = {ユビキタスコンピューティングに関する研究において,研究室内など少人数の検証だけではなく,多数の被験者を用いた実験結果が求められるようになっている.加えて,情報推薦や行動変容支援など介入を伴う研究では,短期間の検証だけでは不十分とされ,長期的な観察が要求される.一方,このような大規模かつ長期的な被験者実験は大学研究者にとっては不慣れであり,運用の負担も大きく,それほど実施されているわけではないため,実施に関わる知見の共有が進んでいない.そこで本稿では,筆者が関わってきた,規模が大きく,実施期間も長い実証実験,6 つについて紹介するとともに,それらを通じて得られた課題やうまくいった戦略について共有する.取り上げた 6 つの実証実験の被験者数は 3000 名を越えて,長いもので 3 年弱の長期実験である.実験前の準備,実験中の運用,サポート,実験後のデータ整理に至るまで,実験ごとに様々な知見が得られた.また,この経験を通じ,特に難しかった被験者リクルーティングと参加者への支払いの問題を解決する学内リサーチコラボレータシステムに関して紹介する.}, title = {大規模かつ長期的な被験者実験を成功させるための戦略と運用について}, year = {2024} }