@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00233906, author = {内藤, 輝 and 髙井, 峰生 and 石原, 進}, issue = {39}, month = {May}, note = {大規模災害時には,不通となった道路区間や避難所の位置および混雑状況に基づいた避難経路を避難者へ提供することは,迅速な避難に有用と見込まれる.通信インフラが被災し,使用できない状況で情報共有を可能とするために,矢原らは異種無線混合 DTN を用いた災害情報共有システムを提案している.不通箇所の位置を避難者間と固定中継ノード間で短距離広帯域無線通信および長距離狭帯域無線通信を用いることで共有するシステムである.しかしながら,不通箇所のみの共有では,避難者が不通箇所を避けるように最短経路で避難しようとするため,特定の経路に避難者が集中してしまう恐れがある.そこで我々は,異種無線混合 DTN を用いた各道路区間の混雑状況の推定手法と混雑状況に基づいた推奨経路の提供手法について提案してきた.しかし,DTN のみによる情報共有を想定しており,音声をベースとした口コミによる情報共有や周囲の避難者の行動から自身の振る舞いを変えるなどの,通信端末を用いない情報共有について考慮されていなかった.DTN を用いた情報共有には情報の伝達媒体である人の行動が情報共有に密接に関係する.そこで,本稿では,口コミによって情報が伝播しその情報に基づいて追従行動をとる避難者を考慮したモデルを設計し,シミュレーションにより災害時の避難行動と情報共有の相互作用について評価・考察する.}, title = {DTNによる情報共有と口コミおよび追従行動を考慮した災害避難シミュレーション}, year = {2024} }