@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00233192, author = {村山, 悠太 and 設楽, 明寿 and 米山, 文雄 and 加藤, 伸子 and 鮫島, 健一郎 and 白石, 優旗 and Yuta, Murayama and Akihisa, Shitara and Fumio, Yoneyama and Nobuko, Kato and Kenichiro, Sameshima and Yuhki, Shiraishi}, issue = {20}, month = {Mar}, note = {ろう・難聴者は音情報を得ることが困難のため,代用として触覚情報提示が求められる.一方,既存の音を触覚で通知するシステムは,いずれも方向情報の提示が困難という課題がある.したがって,本研究では,これまでに開発してきた肩掛け式の通知システムの実用化を目指し,複数人での会議環境下で評価実験を行った.その際,再現性の確保とデータ収集の容易化のため,VR 機器と字幕付き会議映像を用いて実験環境を構築した.実験では,会議中に「名前」または「アラーム」がランダムで表示される.また,発言終了時「誰が発言していたか」に対する回答を得る.これを開発デバイス装用,非装用で実施した.「名前」「アラーム」の表示に気づいた回数と表示から気づくまでの時間のそれぞれで,振動の有無の差について統計的仮説検定を行ったところ,有意水準 5% でデバイス装用時の方が多く,早く気づいたことが確認された.一方,「誰が発言していたか」の正答数については有意差が確認されなかった.ただし,アンケート調査を行ったところ「音の発生方向を振動で伝えて欲しい」と考えている実験参加者が有意水準 5% で統計的に多いことが確認された.}, title = {ろう・難聴者に適した肩掛式振動型通知システムの有効性の検討:複数人会議を模したVR環境における評価}, year = {2024} }