@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00233189, author = {藤江, 匠汰 and 安, 啓一 and 小林, 彰夫 and Shota, Fujie and Keiichi, Yasu and Akio, Kobayashi}, issue = {17}, month = {Mar}, note = {本稿では,聴者とろう・難聴者で構成されるグループでの雑音環境下の音声コミュニケーションにおける聞き取りやすさの改善について報告する.ろう・難聴者が音声中心のグループコミュニケーションに参加する場合,聞き取りたい目的話者の音声が,他の話者の発話や環境音などと混入することによって妨害されることがある.この混入した妨害音は補聴器や人工内耳による聞き取りを困難にする.そこで,音源分離手法を用いて,混合音から目的話者の音声を抽出し,発話の聞き取りやすさが改善したかどうかを評価した.主観評価では,補聴器や人工内耳で補聴しているろう・難聴学生を対象として,音源分離前後の発話の聞き取りやすさを調べた.また,客観評価では,補聴器装用者向けの指標である Hearing Aid Speech Perception Index (HASPI) やHearing Aid Speech Quality Index (HASQI) を用いて評価した.両者の評価結果の比較から,音源分離手法を用いたときの聞き取りやすさの改善の有効性を検討した.その結果,客観評価および主観評価の結果から,音源分離を行うことでろう・難聴者にとって目的話者の音声が聞き取りやすくなることが示唆された.}, title = {混合音声から抽出した難聴者の発話の聞き取りやすさに関する客観的および主観的な評価による検討}, year = {2024} }