並列ES-SC-ILU-BiCGSTAB法の求解性能評価

• Item type: SIG Technical Reports(1)
• 公開日: 2024-03-11
• タイトル: 並列ES-SC-ILU-BiCGSTAB法の求解性能評価
• 言語: jpn
• キーワード / 主題Scheme: Other
• キーワード / 主題: 数値解析
• 資源タイプ / 資源タイプ識別子: http://purl.org/coar/resource_type/c_18gh
• 資源タイプ: technical report
• 著者所属: 北海道大学大学院情報科学院
• 著者所属: 北海道大学情報基盤センター
• 著者所属: 京都大学学術情報メディアセンター／北海道大学情報基盤センター
• 著者所属(英): en
• 著者所属(英): Graduate School of Information Science and Technology, Hokkaido University
• 著者所属(英): en
• 著者所属(英): Information Initiative Center, Hokkaido University
• 著者所属(英): en
• 著者所属(英): Academic Center for Computing and Media Studies, Kyoto University / Information Initiative Center, Hokkaido University
• 著者名: 多森, 浩俊; 深谷, 猛; 岩下, 武史
• 論文抄録 / 内容記述タイプ: Other
• 論文抄録 / 内容記述: 本研究では，非対称行列向け Error vector Sampling Subspace Correction 前処理 (以下，ES-SC 前処理) のスレッド並列実行時の効果を検証する．本前処理は，同一の非対称行列を係数行列とする，複数の連立一次方程式を順に求解するプロセスを高速化する前処理手法であり，逐次実行時にその効果が確認されている．本論文では，ILU 前処理（正確には ILU (0) 前処理）と ES-SC 前処理の二つの前処理を BiCGSTAB 法に適用し，並列計算環境向けに実装する場合について研究する．並列化の際，ES-SC 前処理は容易に並列化できるが，ILU 前処理は前進・後退代入計算を含むため，ブロック化や ILU 前処理に適した係数行列の並び替えなどの処理をする必要がある．これにより，ILU 前処理の効果は一般に低下し，逐次実行時と比較して反復回数，計算時間の挙動は異なり，ES-SC 前処理の並列実行時の効果は自明ではない．そこで本研究では，ブロックヤコビ ILU 前処理に並列 ES-SC 前処理を併用した場合と，多色順序付け ILU 前処理に並列 ES-SC 前処理を併用した場合の反復回数と計算時間を調査し，その結果を報告する．
• 書誌レコードID / 収録物識別子タイプ: NCID
• 書誌レコードID / 収録物識別子: AN10463942
• 書誌情報: 研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング（HPC）; 巻 2024-HPC-193, 号 9, p. 1-12, 発行日 2024-03-11
• ISSN / 収録物識別子タイプ: ISSN
• ISSN / 収録物識別子: 2188-8841
• Notice: SIG Technical Reports are nonrefereed and hence may later appear in any journals, conferences, symposia, etc.
• 出版者 / 言語: ja
• 出版者: 情報処理学会