@techreport{oai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:00232938, author = {菱川, 潤哉 and 柏, 祐太郎 and 槇原, 絵里奈 and 藤原, 賢二 and 平尾, 俊貴 and 飯田, 元}, issue = {16}, month = {Feb}, note = {近年の IT 業界における人材不足により,プログラミング教育が重要視されている.その教育方法は多様化し,従来の集団授業だけではなく,e-learning やオンデマンドサイトなどでプログラミング教育動画を用いた学習が盛んに行われている.動画によるプログラミング教育は,学習者のモチベーション維持や学習効率向上が期待される.しかし,動画による教育は教育者と学習者の接点が少ないことから,学習者が何に躓いているか等を把握することが容易ではない.そこで,動画における理解困難箇所の把握を可能にするため,再視聴行動に着目する.動画における再視聴行動は学習者の関心や混乱を反映していると考えられ,再視聴行動を利用することで動画の改善すべき箇所を特定できる可能性がある.本研究では,プログラミング教育動画において再視聴される箇所は理解困難であるという仮説の下,理解困難箇所と再視聴行動の関係性を調査する.YouTube におけるプログラミング教育動画 215 件を用いた実験を行った結果,理解困難さと再視聴回数の関係性において,5 人中 3 人の実験で弱い正の相関が確認された.また,動画から 4 区間を抽出し,最も理解が困難な区間を予測した結果,43.1% の動画で正確に検出できた.特に,モデル構築に使用したメトリクスのうち,時間経過と再視聴回数および発話速度が予測に貢献していることがわかった.}, title = {プログラミング教育動画における理解困難箇所と再視聴行動の関係性調査にむけて}, year = {2024} }